ミニ株に挑戦 


このところの超低金利の時代、銀行にお金を預けてもスズメの涙にも満たないほどの利子しかつきません。
それじゃぁ、自分でお金を増やしてやろうということで前々から興味のあった株をはじめてみようかと思いつきました。
でも、株=大損というイメージもあるし、単位株が買えるほどのお金も持ってません。
あきらめかけてたころにひょんなことからミニ株の存在を知りました。何でもミニ株というのは通常の10分の1単位で取引できるんだそうです。
ということは株価1000円で単位株1000株の銘柄の場合、本来は100万円ないと買えないのが、10分の1の10万円で買えるということです。
ふ〜ん、10万円はちょっときついけど、もっと安い銘柄を探せば3万円くらいから買うこともできます。
よっしゃ、決めた、ミニ株に挑戦だ!

1.取引する証券会社を決める→→→→2.口座開設の申込を行う→→→→3.取引を開始する


ミニ株一口メモ@
 株を買おうと思ったら、いくらの購入資金が必要なのでしょうか?
 1株500円の株だったら、500円?
 いいえ、500円では買えません。たいていの場合、500円の1000倍の50万円が必要になります。
 なぜ、そんな大金が必要なのでしょうか? それは単位株制度というやっかいなものがあるからです。
 単位株制度とは、1000株や100株などまとまった単位でしか株の売買ができない制度です。
 多くの株式公開企業が、単位株を1000株で設定しているため
、株取引には1株の1000倍という高額な資金が必要となってしまうわけです。
 しかし、それでは一般の投資家が株取引をするのが困難な状況になります。
 そこで、少額資金で株取引ができるようにと、1995年に導入されたのが株式ミニ投資、通称ミニ株取引なのです。
 ミニ株取引は単位株の10分の1で取り引きできる制度です。
 上記のような1株500円で単位株数が1000株であって、通常の取引だと50万円以上の資金が必要となる銘柄でも
、100株、5万円から購入できます。へそくり程度の資金で株式が購入できるわけです。


じゃあ実際にどうすればいいのか?簡単にまとめてみました。


  1. 取引する証券会社を決める

まずは取引する証券会社を決めます。せっかくインターネットを使ってるのでオンライントレードをやってる証券会社にしぼりました
次に、ミニ株というのはどこの証券会社でも扱ってるものではないそうです。
私が知ってる限りの証券会社を表にまとめましたので参考にしてください。

ミニ株取り扱いオンライン証券会社名 取扱銘柄数 最低手数料 口座管理料金
泉証券 1011 575円 無料
今川三澤屋証券 約2400 450円 無料
ウツミ屋証券 約2400 1000円 無料
ジェット証券 70 747円 無料
センチュリー証券 約2400 750円 無料
大和證券 約2400 500円 無料*
日興證券 約2700 1150円 3150円
野村證券 約1000 500円 3150円
丸八証券 約1000 1000円 無料
明光ナショナル証券 約2400 1000円 無料

   * 単位株の場合は1575円
    

ミニ株一口メモA
通常の10分の1の資金から購入できるミニ株ですが、取引にはそれなりの制約があります。
 まず、ミニ株取引の場合の購入額の基準となる株価は、リアルタイムのものではなく、
翌日の朝一番で取り引きされた額=寄り付き価格が採用されます。
 たとえば、ある日の10時半に、そのときの時価500円の株を100株購入する注文を出したとしましょう。
その時点で買い付けが成立していれば5万円の代金で株は購入できます(証券会社手数料は考慮に入れず)。
しかし、買い付けが成立するのは、証券取引所の翌営業日(株式市場が開いている日)の9時以降、
初めてその銘柄の売買が成立したとき(それを寄り付きといいます)。
そのときの取引額面になります。そこで、たとえば515円で取引が成立していれば
、515円×100株=5万1500円の購入代金となります。
逆に485円で取引が成立していれば4万8500円の代金で済むわけです(※)。
 注文を出して、翌日、寄り付き時に株価が安くなっていれば、購入代金が安くなりますが、
その後の株価を考えるとそれが必ずしもいいことではないので
(株価が下がり続けてしまうなどのことがあるから)、その点、難しいともいえます。

(※)
買い注文を出したのが、金曜日あるいは土曜日、日曜日であった場合は、一般的に
月曜日の寄り付きでの約定(買い付け成立)となりますが、
注文を出した時間帯や証券会社の規定によって火曜日になる場合もあります。
その具体的な内容については、ミニ株取引を行っている証券会社にお問い合わせください。


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2. 口座開設の申し込みをする

  オンライン証券会社への口座開設は,まずインターネット上で申し込みを行い,
後日郵送されてくる正式な申込み書類で再度正式な申込みを行うという方法がとられてます
 

1.インターネット上での申込
 各証券会社のホームページにアクセスすると,「口座開設」「新規の取引」などと書かれたボタンや文字がある。ここをクリックすると,申込みの画面 に移動できます。
 申込みの画面では,氏名. 住所,電話番号,職業,資産,投資経験などの個人情報を入力します。

2.申込用紙が送付されてくる
 証券会社からは数日から一週間程度で正式な申込み書類が入った封筒が送られてきます。封筒には,口座開設の申込書,税金に関する書類,実質株主報告名義届出書などが入ってます。
<提出が必要な書類について>
書類1 オンライントレード申込用紙
インターネットで申し込んだ際に氏名住所等はそのまま印刷されてるので自筆のサインと押印するだけでよいです。

書類2 税金の支払方法の選択用紙
●(上場株式等に係る譲渡所得等の)申請書
●源泉分離課税の選択申告書
株式を売却した際の税金の支払い方法としては「申告分離課税」と「源泉分離課税」の2種類を選択することができる。税金関連の書類はこれらの支払い方法のうちどちらを選択するのかを申告するためのものである。ただ、この選択は後からも変更できる。
「(上場株式等に係る譲渡所得等の)申請書」(以下「申請書」)と「源泉分離課税の選択申告書」(以下「源泉選択書」)の2種類の用紙があり、申告分離を選択する場合は「申請書」、源泉分離を選択する場合は「源泉選択書」を提出する。(証券会社によっては、源泉を選択する場合は両方提出というところもある。)とりあえず源泉徴収で申告するようになっているところもあるので、その指示に従って提出すればよい。

書類3 実質株主報告名義届出書
インターネットによる取引では,通 常,売買した株式は証券保管振替機構による管理となり,投資家が直接株券を所持しない(証券会社によっては株式を直接保有することもできる)。 この際,実際の株主は誰で,株主総会の案内などの書類をどこに送付したらよいのかを指定するための書類が実質株主報告名義届出書である。これも必要事項を書き込み,捺印する。

書類4 本人確認の書類
証券会社との取引が初めてという場合には,本人確認のための書類もいっしょに送る必要がある。どのような書類が本人確認書類として有効かは証券会社によって異なるが,普通 は自動車免許証,健康保険証,住民票,外国人の場合は外国人登録証があればよい。


3.書類を記入して送付
これらの書類一式を再度証券会社に郵送すれば,口座開設の手続きは完了である。
あとは証券会社から口座番号やパスワードなどを記述した書類が届くのを待つだけです。


ミニ株一口メモB
ミニ株を売却するときの売却額の決まり方も、購入額決定の仕組みと同じです。
 売り注文を出すと、証券取引所の翌営業日の寄り付きの値段での売却が決まります。
たとえば、ある日の14時に、そのときの時価500円の株を100株分、売り注文を出したとき、
証券取引所の翌営業日の寄り付きの値段が515円であれば、515円×100株=5万1500円。
源泉分離課税扱いでの売却なら、売却額の1.05%が税金として差し引かれますから、
5万960円が手元に残る計算になります(証券会社の手数料は考慮に入れず)。
 また、これは購入時と逆のケースになりますが、売り注文を出した時点よりも、証券会社の翌営業日の
寄り付き値が低かった場合は、売却代金が少なくなり、思惑がはずれることもあるので注意が必要です。



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3. 取引を開始する

口座番号やパスワードが届いたら契約した証券会社の自分専用の口座にお金を振り込んで(ミニ株は前金制がほとんどです)取引の開始です。
私は今川三澤屋証券に講座を開設しました。

ミニ株一口メモC 今川三澤屋証券の場合
弊社では完全前受け制度ですので、予め弊社口座にご送金いただき、
その預り金の範囲内でご注文いただくこととなります。
(ミニ投資の場合は、成立単価が不明ですので、注文入力前営業日の終値を参考価格として
概算金額を算出しております。その金額以上の預かりがあれば発注可能です。)
株券等はご売却が成立し、お買付可能額に加算(普通株はご売却成立時点でリアルに、
株式ミニ投資は注文成立の翌朝6:00以降)された後、初めて預り金扱いとなります。



どうです?ミニ株に少しは興味はもてましたか?私はミニ株で大儲けしようなんて気はサラサラありません。
(まあ、大儲けできるわけもありませんが)
スズメの涙にも満たない預金金利なら、せめてアヒルの涙ぐらいになってくれればと思ってはじめました(笑)
取引の経過など今後徐々に更新していく予定ですので楽しみにお待ちください。


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